塾に生徒が集まらない原因10選!ひとつでも当てはまれば要注意
塾を経営しているけど生徒がぜんぜん集まらず苦戦をしているという声をよく聞きます。
長く運営しているけど生徒がどんどん減ってきたというケースもあれば、最近塾を立ち上げたばかりで初期集客がうまくいっていないというケースもあるでしょう。
いずれにせよ、塾に生徒が集まらないというのは死活問題ですから、一刻も早く解決したいものです。そしてそのために大事なのは、まず生徒が集まらない原因を把握することをしなければなりません。
この記事では学習塾集客に苦戦を強いられている教室、またその教室担当者が陥っているであろう生徒が集まらない原因を10個取り上げます。
1つでも当てはまっているものがあれば、ぜひ今すぐ改善できるように動いてみてください。
1.いい授業をすれば生徒が増えると思っている
これ、実は集客できていない塾で一番多いケースです。いい授業、いいサービスを提供すれば自然と生徒数は増えてくるだろうと思っている塾長さん、教室長さんがほんとうにたくさんいます。
しかしながら、はっきり言ってそれだけでは生徒は増えません。
なぜなら、いい授業をすることは、生徒や保護者にとってメリットではなく「普通」のことだからです。
しかもいい授業かどうかは体験、もしくは入塾してもらうまでわかりません。
集客できていない塾は、その体験授業にすら集客できていません。つまり、集客に大事なのは「いい授業をする前」なんです。
ですから、いい授業と集客は切り離して考える必要があります。
2.他塾と比べてこれといった特徴がない
周りにライバル塾が多いような地域であれば、他塾といかに差別化を図るか?というところが集客の鍵になります。
例えば数年前であれば「個別指導」というだけで生徒が集まった時期もありました。もちろん今はそうではありません。
授業料のディスカウント化も進み、安いだけでも生徒は集まりにくくなっています。
そういった指導形態や授業料など以外で、他塾との違いをアピールできる部分はどこか?これがないと生徒・保護者に選んでもらうことは難しいでしょう。
3.教室の雰囲気が暗い
塾というのは勉強するところです。そして生徒にとって勉強というのは基本的には嫌なものであるはずです。
そんな嫌な勉強をわざわざしにくる塾。そこが暗い雰囲気だとどうでしょう。やる気なんて起こるはずがありませんよね。
これは集団指導、個別指導どちらにも当てはまることです。
また塾長(教室長)と講師との仲が良くない塾というのも問題です。そういうのも生徒は敏感に感じ取っていますから。
4.教室の周辺環境がよくない
中学生、高校生になると部活をやってから通塾という子も多く、かなり遅い時間帯の授業にしか通えないという子たちも多いはずです。
そうなると当然帰り道は危険がつきまといます。
特に女の子のご両親は、少しでも安心して通塾できる塾をお探しです。帰宅時間になると辺りが真っ暗になってしまうような塾ではやはり心配ですよね。
もしそういう環境にあるのであれば、思い切って移転をするか、電灯などの環境を整える、また明るいところまで見送るなどの工夫が必要になりますね。
5.地域貢献ができていない
学習塾というのはどうしても昔から閉鎖的なところが多いです。
例えばですが同じ店舗型でも美容院や整体・整骨院などの経営者は近隣地域の方と積極的に接しようとするのですが、学習塾の経営者や教室長はそういう交流をあまり好まない人が多いようです。
別に無理に交流をする必要はありませんが、ただ地域の中で認められる塾になりたいのであれば、地域交流やボランティアへの参加などは出来る範囲でやっておいた方がいいでしょう。
またライバル塾以外の近隣店舗のオーナーとも仲良くなっておくと、なにかとプラスになることも多いです。
6.ライバル塾が強すぎる
地域には自分の塾しかないという状態でない限りは、ライバル塾と生徒の奪い合いになります。
そこで地域に完全に根付いたような塾がライバルである場合は、苦労することも多いです。
ライバルにあって、こちらにないものは何か?また反対にライバルにはないけど、こちらにはある差別化ポイントは何か?
そのあたりをしっかりと考えた対策を打つ必要があります。
7.過去に生徒からクレームをもらったことがある
これは実際にあった例ですが、ある塾で以前大きなクレームを出してしまい、以後その塾にはクレームを出した子の学校から一人も生徒が来なくなってしまった、ということがありました。
当然クレームを出した子やその子の親御さんが、学校やクラスの中でどれだけの存在感を持っているかにもよりますが、いいウワサ以上に悪いウワサは広まりやすいです。
ですから過去にクレームをもらった子が通っている学校や地域から生徒が集まらない場合は、その地域周辺での評判が低下している可能性があります。
8.折込チラシに頼りすぎている
既にお感じのことかと思いますが、新聞折り込みチラシによる集客効果は年々低下しています。
これは新聞を読む家庭が減ってきたということ以上に、チラシ以外のところで塾決定の意思を決定するケースが増えてきたからです。
ですからチラシにのみ頼って、その数を増やしたりクリエイティブを工夫したからといって、以前ほどの反応は得にくくなっているというのが現状です。
そういう時流に合わせた集客方法の検討も必要になります。
9.塾のホームページに魅力がない
先ほどチラシの集客効果が落ちてきていると書きましたが、最近増えてきているのがWebからの問い合わせです。
Webからの問い合わせを受けるためには当然ホームページを準備しておかなければなりません。しかも実際に見たときに魅力的に感じるものにしておく必要があります。
というのも、複数の塾を比較するときにホームページが第一印象になってしまうからです。そこに魅力がなければ、次のアクションにはつながりません。
10.紹介の仕組みづくりができていない
紹介なんて自然に生まれるもの、と考えている方も多いですが、もし実際にはそうなってないという場合は、紹介を起こす仕組み作りも考えてみた方がいいですね。
つまり紹介を意図的に発生させるということです。
紹介で生徒数を増やしている塾というのは、必ずこの仕組みを用意しています。いい授業さえ提供していれば、どんどん紹介が増えるというのは何十年も前の考え方です。
塾に生徒が集まらない原因まとめ
以上、塾に生徒が集まらない原因として考えられる10項目について解説をしてきました。
もちろん他の原因もあるとは思いますが、少なくともここに挙げたものは、集客に悩む多くのが学習塾が今まさに直面している内容です。
こういった塾に生徒が集まらないという悩みを解決する一つの方法がホームページを活用するということです。
大手の学習塾はホームページを使い、多額の広告費をかけて集客を行っています。
ですから中小の塾が、そういったところに正面から戦いを挑んでも勝ちようがありません。
しかも、そのために必要なのはインターネットの使用料だけ。無駄に垂れ流す広告費は一切不要なんです。
広告宣伝費に何百万も、何千万もかけているような大手塾にも負けない集客法。
それが、検索エンジンを使った集客法です。しかもこの集客法を使えば「紹介」による入塾も増えることに繋がります。
紹介による入塾者は、通常の入塾者より退会率が低いということは、塾経営者であればお気づきですよね?
そういった「よいスパイラル」を構築するためにも、検索エンジンを用いたこの集客法は威力を発揮します。
ご興味がある方は、ぜひ一度以下をご覧ください。